さあ、高校受験で大逆転合格を狙う君に、やり方を伝授しよう!

まず、知らなきゃ行けないのは、県立高校の入試問題の特徴だ。

例えば、英語には高得点者が多い事だ。4人に1人は80点以上だと思って欲しい。90点以上もたくさんいる(^_^)v

逆に数学は70点を超えると人数がとても少なくなってしまう。90点以上が取りにくいテストなんだ。

平均点はどちらも同じくらいなんだけどね。。。

 だから、中2の冬なら、英検を利用して英語をガシガシやるのがお勧めなんだ。中3は数学が難しい上に、学校の進度だとその一番難しいところ(相似・三平方)がちょうど今頃(12月)になってしまうので、時間が足りなくなってしまうんだ。中3でしっかり数学を学ぶために、英語は中2のうちにある程度仕上げた方が良いんだよ。

 だから、英検を使おう。

偏差値が50~55くらいまでの高校を狙うなら(今の偏差値40台として)、中2の1月で4級を取っておきたい。合格する子(偏差値50~)は英検を受けてなくてもそんなペースで勉強しているよ!ここで英語だけ追いつく、これが逆転合格の第一歩だ。

偏差値60以上の高校を狙うのなら(今の偏差値50くらいとして)、中2の1月に3級を狙おう。もし落ちたって構わない。中3の文法事項は大きいところでは現在完了と関係代名詞くらいだから、すぐに予習できちゃうよ。そう、ちょっとでもやっておくことが大切なんだ。そして中3の秋から冬にやる関係代名詞を先にやっておけば、なんと夏休みに長文読解の練習が出来るんだ。さすが、偏差値60(>_<)

※偏差値60は上位15%

 中3の予習というと嫌な顔をする生徒も多いんだけど、英検3級に受かるだけなら、4級のテスト内容を完璧に取れるようにすれば(といっても9割くらいだけど)3級は合格できるんだ。4級の成績表の「英検バンド」とかいう帯が3級の所まで伸びていたら、つまり3級を受けていたら合格っていう意味だよ。

ただ、目的は英検ではなく高校入試だから、4級を完璧にしなくても先に進んだ方が良いんだ。なぜなら、長文を中3の夏に練習できることが、偏差値60への逆転合格には大切なんだ。

 結論として、高校受験の逆転合格のスタートは中2で大丈夫。

ただ、逆転を狙う訳だからチンタラしてたら永遠に追いつけない。多少の無理はしないとね!

英検だと落ちることを気にする人もいるけど、いまは1月に落ちても3月のCBT(コンピュータでやるやつ)も受験できるので、学年末テストの後にもう一踏ん張りすると良いと思うよ。

 そして、偏差値60以上を狙うなら、6月は英検準2級を受けよう。逆転合格を狙う人はだいたい1月の3級がギリギリ合格だから、この6月の準2級テストで3級の内容を固めることが出来る(3級が完璧になったら準2級は受かるというのは、もうわかるよね)。そして準2級に受かったら、いよいよ数学漬けの日々が始まるよ。この数学との戦いが君が初めて体験する受験勉強ってヤツだ(偏差値60後半が見えてきた??)。

 ただ、志望校の偏差値が60以下の場合は、受験の主戦場は数学じゃないよ。数学はそこそこ取れればでいいんだ。千葉県の数学は65点くらいまでは取りやすい試験なんだ。6月までに英検3級に合格できれば、数学の正答率50%以上の問題と、あとは理科と社会をしっかり復習するのが逆転合格の最短距離だよ。

 

 さあ、とにかく、今どれくらい無理をして上昇の角度を大きくするか。

志望校に合わせて、上昇角度を決めて、志望校に連結された英検目標(3級?4級?)を取りにいこう(^_^)v

そうやってスタートを切って、そのまま走り続ければ、偏差値10~15以上も上の高校に逆転合格が出来る!

さあ、始めよう!