選択科目の間違いは努力では補えない!


受験に必要な選択科目を自分の好き嫌いで選んでしまう生徒がいます。
もちろん「好きな科目を選んでください」と言われているわけだから、好きな科目を選ぶのは当然だと思うでしょう。

ただし次の常識を知っている上で選んでいるのでしょうか?

社会科の選択科目が世界史、日本史、政治経済、地理、倫理、現代社会(令和4年廃止科目)であれば、

現代社会もしくは倫理が圧倒的かつ絶対に簡単であることは間違いありません!

文系で難関大学、早稲田・慶応やMARCHの受験科目を見ると、日本史と世界史が選ぶ生徒が圧倒的に多くなっています。
そもそも上記の多くの大学では倫理や現代社会での受験はできません。
つまりこれは文系の難関大学を受ける頭の良い生徒たちは、日本史や世界史を勉強して受験する!と言うことです。
倫理や現代社会は難関大学を受けることがないあまり勉強していない生徒や、理系の大学を受けるので社会の勉強時間が取れないという生徒が受験する科目です。
そして例えば共通テスト(旧センター試験)ならば世界史と現代社会の平均点を同じにしなければならないと言うルールがあります。
文系の勉強が苦手な生徒や理系の社会なんか全くやっていない生徒が受けても、平均点をそこそこにするためには

問題を易しく作るしかありませんよね。

もし仮に現代社会で受験が出来る大学ならば、選ばない理由がわかりませんよね!

現代社会はちょこっと勉強すれば平均点は取れます。

日本史や世界史などは同じ程度の勉強では、はしにも棒にもかからないといえます。

大学によって現代社会や倫理等で受験できる場合は、過去問で確認するのは当然のことではありますが、

間違いなくこの教科は楽勝科目になっています。

社会の勉強時間を減らして、その分を英語等に回せば、勉強嫌いのお子さんでも合格を勝ち取れるでしょう。

生徒の中にはそれと知らず難しい科目を選んで、その教科が難しいことすら気づかず無駄な努力をしている人もいます。

ちょうどこれから部活を引退して(5月頃?)大学受験勉強を始める時期ですね。

第一志望で現代社会などの楽勝科目が選べる場合は、たとえ学校でちゃんと勉強していなくても、参考書1冊やれば点が取れるようになりますので、楽勝科目を選ぶことで大学受験を乗り切ってほしいと思います。